2坪の攻防。

私の会社のトイレは狭い。

どれくらいかというと、大体2坪くらいだ。
2坪がどれくらいかいまいち自信がないのだが、とにかく狭い。

おしっこマシンが2個あり、そのすぐ側に精神と時の部屋がある。

ある朝、私が精神と時の部屋で鍛錬していた所、誰かがトイレに入ってきて、小便をし始めた。
この場合、私は一時中断する。音が聞こえると恥ずかしいからだ。(ちなみに逆のパターンで私がおしっこをしているのに「ブリブリィ!」と小気味良い音を慣らす者がたまにいる。誉めたいが、誰なのかは分からない)

さて、そんな訳で襲い来る便意を必死に押さえ脂汗を流しながら
(早くしろーー! 間に合わなくなっても知らんぞ!)
と、どうがんばっても間に合う状況でそう念じていたのだが、その者、小便が長い。
それだけなら別にこうしてわざわざ書こうとも思わないだが、その者、小便の終わり際、
「ピーーーー!」
という音のおならをした。本当にこういう音だったのである。

こうなると、苦しい。
とてつもなく面白いのだが、まさか爆笑はできまい。なにしろ弊社のトイレは狭いのだ。笑ったりしたらなんか変な空気になる事請け合いである。
「えぇ〜誰ぇ?」
とか間抜けな返答が返ってきそうだ。おまえこそ誰だ。

どうも怪しいと思っている人物が数名いるのだが、まだ特定はできていないし、今後も恐らく特定できないし、よく考えれば特定したくもない。

余談だが、別の日、例によって私がおしっこをしていたら精神と時の部屋から
「もう、帰りたい・・・・・・」
というつぶやきが聞こえた。その時刻、実に朝の8時45分である。
まだ始まってすらいないのに悲壮なつぶやきを漏らした人物を私は迅速に特定し、さりげなくフルーツのど飴を与えた。

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