タイ古式マッサージが「痛い」という勘違い。

タイ古式マッサージというものをご存じですか?

マッサージの中でも「痛い」という事で有名なマッサージのようですが、それは大きな間違いですね。

まず、「タイ古式”マッサージ”」というのが間違いです。
あれは、多分「成人の儀」の一種だと思います。

よく、「○○族」みないな部族とかがやっている
「熊を一人で殺せたら求婚して良い」
みたいなやつです。

「タイ古式マッサージを耐えられたら一人前」

なのです。

60分コースを体験したのですが、60分のうち50分間、私は

「激痛い」

と思っていた。「痛い」ではない。「激痛」なのである。

タイ人の女性が、最初にぬるま湯みたいので足を洗ってくれたのですが、その時までは気持ちよかった。

タイ「古式マッサージは初めてですか?」

私「あっ、はい。気持ちいいですね」

タイ「ありがとうございます」

私「タイ人の方ですか? 日本語お上手ですねー」

タイ「日本人です」

私「アッ」

という会話を繰り広げる余裕ぶり。
そんな感じで「この人と談笑でもしながらやってもらおうかなぁ」と気楽に構えていた。

しかし5分後、私はこの施術者を

「未来の世界から私を殺しに来たアサシン(暗殺者)」

と断定した。

恐らく私は数年後、人類が気づいてはいけない真理かなにかに気づいてしまうのだ。
そして、まだ真理に到達していない私をこの世から消してしまう事が人類にとって一番良い事なのだという結論に至る。

その任務遂行に彼女は送り込まれたのである。

ターミネーター3で言うところの女性ターミネーター、「T-X」である。
もちろんこの場合の「T-X」の「T」は「タイ」の頭文字である。

とにかく痛い事をしてくるのだ。

日常生活において
「それ以上押したらキレるよ?」
という所を押してくる。

また、
「そういう風に曲げたら折れるよ」
という方向へ曲げてくる。

はっきり言って泣き叫びそうなのだが、男の子なので、どこ吹く風を決め込むのだ。

アサシン「痛いですか?」

私「やぁまぁ、ちょっと」

という具合である。そうして、奴は更に押してはいけない所を押してくる。

しかし痛い事の次に気持ち良い事(揉む系)をしてくるので、生殺しなのだ。

大まかな流れは以下の通りである。

「痛い痛い痛い痛い!」
「それは好き」
「いでえええええ! やめろ、やめろ! 頼む! ごめんってば!」
「それは好き」
「金はやる! だから俺を解放しろ!」
「それは好き」
「アッ!アア!」

という感じだ。これが60分続く。

「それ以上曲げたらぶっ殺す」

と何回思ったことか。なんかこう、全体的に「それ以上はちょっと」という所から更に攻め込んでくるのである。

うつぶせはまだどうにかなるが、仰向けがだめだ。
苦悶の表情を見せるわけにはいかないので真顔を装うだが、そのため無駄に体力を消耗する。

「タイ古式マッサージ」で画像検索すると出てくるこういうやつ

taikosiki

も漏れなく痛い。

この運動をする前に、施術者が
「私の手を握ってくださいねー」
と言うのだが、握るやいなや、やっちゃいけない方向に体を引っ張るのでこのワードがトラウマになってしまった。

女性と歩いていて
「私の手、握ってください・・・・・・//」
と言われたら

「やだ! 嫌です! 許してください!」

と言ってしまう体になった。

タイに海外赴任をしている友人に上記のような感想を寄せると

「俺は週3で行っている」
「痛いと思ったことはない」
「おまえの体が硬いだけ」

という返事が来た。多分彼はタイ米を食い過ぎるあまり痛みを感じない男になってしまったのだと思います。

※念のため書いておきますが、普通は痛くないようです。体の硬い人は痛いのかもしれません。というかそもそも「けっこー痛いっすw」と伝えれば優しくやってくれるようです。歯医者と同じシステムです。歯医者は「我慢してくださいねー」と言うだけのじーさんとかもいますが、マッサージは優しくやってくれます。

マッサージ後のお茶がおいしく、「俺は生きている」という実感を得られたので、良い体験でした。

サワディカップ!

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コメントしてくださるんですか? ヒョエエー!

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