ある日、世界中である怪現象が観測された。
海に模様が浮き出たのである。
それはまるでミステリーサークルのようであった。
ある人間が「宇宙人が目印にして侵略してくるんだ」と言った。
その発言を多くの人は笑い飛ばしたが、数日後、なんと本当に宇宙人がやってきたのである。
地球は様々な宇宙人による侵略を受けたが、幸いだったのは地球の兵器も十分に通用した点である。
小さな星にそんなに武力はないと思われたのかもしれない。
地球はなんとか宇宙人を撃退した。
世界中で、次回の侵略に関する協議が行われた。
宇宙人による攻撃は幾度となく行われ、一時的に宇宙人に侵略された国もあった。
海際にある国にはなんらかの被害が出ていた。
やはりあの海に浮き出た謎の模様目がけて宇宙人はやってくるようなのである。
そんな中、ある島国だけが被害を免れていた。
日本である。
日本は宇宙人による攻撃を全く受けなかった。
なぜなのか。
ある有識者が、有力な仮設を立てた。
日本にはすでにマークがあったから、宇宙人の攻撃に混乱が生じたのではないか。
そのマークとは、徳島県鳴門市にある、「鳴門の渦潮」と呼ばれるうずまき模様であった。
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