高校の友だちから面白いものをもらった。
それはある水筒である。
彼女は私が面白いもの好きであることを知っていて、この水筒をくれたのだ。
この水筒に水を入れるだけで、中身が何かの飲み物になる。
ただし、何の飲み物になるかはランダムだ。
もちろん水のままの時もある。
昨日なんか、ものすごい暑い日なのに熱々のお茶でまいった。
そんなある日。
お弁当の時間になってお弁当をあけた私は、思わず「あ!」と叫んだ。
二段弁当が、両方白いご飯だったのである。
てことは、弟の方におかずが二つ……。
お母さんはたまにこのミスをするのである。
だが、かろうじて水筒はあたりだったようだ。
今日の水筒の中身は、熱々の味噌汁だった。
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